宝飾品・貴金属・パール
大きさでも、値段の高さでもない。自分が美しいと思えるか、心がときめくか、それが大事。
長年、宝石や時計の目利きをしていても、一瞬の輝きに叶うものはありません。
一瞬で心が動くジュエリーと出会う体験を、淡路島の皆様にしていただきたいと心から願っています。
日本最大規模の展示会や、大手メーカーから直接仕入れております。また海外から直接輸入をしているジュエリーなどもご紹介可能です。
各種デザイナーの作品や、オーダーメイドでのご相談も承っております。
日本ジュエリー協会認定のジュエリーコーディネイターが、ご案内させていただきます。ぜひお好みをお聞かせください。
宝石店に嫁いできて、30年。私が惹かれたのは、上品な輝きの真珠(パール)でした。
ジュエリーKAMAMOTO 竈本 記三子
真珠はジュエリーコレクションの基本。「真珠は冠婚葬祭に」と言われ、そのために持っているという方も多いのではないでしょうか。またシンプルな宝石で、日本発祥ということもあり、世界のジュエリー業界では一見すると地味に見られがちです。
しかし真珠は、貝から生まれた「珠(素材)そのものが持つ輝き」という面で、とても人間味を感じる宝石です。人間の個性が違うように、珠ひとつ一つの色や輝きが微妙に違う。真珠のネックレスというのは、相性の良い個性を繋げて、1つの輪を作っていくのです。
天然素材の魅力がありのまま活かされた「真珠のネックレス」は、とても日本人らしいシンプルで静かな美しさがあります。また「真珠の自然の色合い」は、日本人の肌に合うと言われています。
私も幼い頃母に「真珠の似合う素敵な女性になりなさい」と言われたものでした。
私自身も、凛とした佇まいの中に、柔らかな優しさがある女性に憧れたものです。
そんなことを感じながら、冠婚葬祭だからこそ自店のお客様には自信を持ってつけてほしい。冠婚葬祭だけのものにしたくない。真珠のファンを増やしたい…。それが私の真珠に対するこだわりの始まりでした。
実は淡路島・洲本市は、昔から「真珠核」の製造が地場産業でした。
元は鐘紡の紡績工場用に、「パールボタン」を作り始めたのがきっかけだったそうです。
洲本で作られた「真珠核」は、日本一の真珠養殖が盛んな「伊勢湾」に渡り、アコヤ貝の中で育ち、「アコヤ真珠」として全国に流通されるのです。
その歴史を勉強するために、洲本文化資料館で文献を調べたり、伊勢湾で真珠養殖の達人にもお話を聞いてきました。そこでわかったことに驚きました。
日本で一番古い歴史書である日本書紀によると、「淡路島で海底深くに沈むアワビ貝から、大きな桃の実ほどの真珠が見つかった」というのが真珠の起源だとのことでした。
なんと、日本の中でも淡路島が特にご縁が深いのだとは!
「ジュエリーKAMAMOTO」が真珠にこだわるのは、こういった経験も理由の1つです。
皆様にもっと真珠の魅力を伝えたいと思い、2000年には真珠科学研究所の「パールアドバイザー」の資格を取得。価値ある真珠の見分け方や、お客様に似合う色や長さなど、専門的にアドバイスさせていただいております。
わかりやすそうに見えますが、こだわればこだわるほど、見判けの難しいのが真珠です。
だからカマモトでは、納得のいく品揃えと、わかりやすい説明を心がけております。
冠婚葬祭だけではなく、華やかな場所や日常でも。
日本人として真珠を身につけることを、大切に感じていただけたら嬉しく思います。
お問い合わせは、メール・電話・店舗までお願いいたします。